Atelier for KIDs in KOUCHI!出張授業@斗賀野小学校

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2018年10/19(日)出張!Atelier for KIDs@高知県佐川町斗賀野小学校のキロクです。

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10/19の金曜日。野山に囲まれた、1学年1クラスの小さな小学校へやってきました。

11月に開催される「五位山イルミネーション」への、地域の子どもたちの参加作品制作のワークショップの一環です。

制作する作品は、外で設置して雨にぬれても大丈夫な光の作品。今回のために、一からレシピを考案しました。

今回の地域のイベントについての説明を終えたら、

RinせんせいのAtelier for KIDsがスタートです!「さあ、名前が何秒で書けるだろうゲーム!よーいどん!だね」何かをやるときには、すべて楽しいものとして、子どもたちに手渡していきます。

まずは、「ARTのとびら きはん」を全員で確認。

「じゆうにやってよい。真似をしても同じ作品は絶対にできない。自分が何をやりたいのかを自分に問うこと」

「うまくいかないことがあってもくじけない。失敗はない。正解もない。困ったら相談してよいし、困っている仲間は助けよう。」

「じかんがきたら、おしまいです。有限な人生だから、終わりの時間をみすえて、自分でベストを尽くしたと思って制作すると心に決めること」(時計をみんなで確認)みんな、はじめてのグランドルールに、真剣に耳を傾けてくれます。

今日何を作るのかその創作テーマと、いったいどうやったら作れるのかその仕組みを、全員で確認します。

「教える」のではなく、あくまで子どもたち自身が「発見」できるように。

そして、「やりたくてやりたくて仕方がない」という気持ちになった瞬間、

創作タイムに入ります。(子どもたちのやる気と意欲を伸ばす指導メソッドについて詳しくは、拙著「こころと頭を同時に伸ばすAI時代の子育て」へ!)

どの紙を選び、どんな組み合わせにするのかは、自分の心に問う瞬間です。

「こんな風に切ってもいいの?」「〇枚にしてもいいの?」不安げに問いかける質問には、別の子どもたちが「じゆうに!だよ!」と声をかけ合う姿が見られて、うれしい気持ちになりました。

ホチキスを使う工程も、作品をライトに取り付ける作業も、子どもの指では難しい。

最初は助けてもらおうと思ってきた子も、要領をつかむための声かけをして励まします。

担任の先生、役場の担当の方も、子どもたちのヘルプに入ってくださいます。

私の声かけに、元気に反応してくれる彼らの様子に、8月のウガンダでの授業がフラッシュバックしました(笑)

出来上がった作品は見せてくれます。

なぜか廊下から、別の学年の生徒が鍵盤ハモニカを吹いて見学に来る頃には、(BGMが妙にマッチしていました笑)

自分らしさを発揮した作品の数々が出来上がってきました。


最後は全員で「ギャラリートーク」も開催。

「いろいろな色があって可愛いね!」「中から紙が出てくる仕掛けだよ」「顔が描かれている作品がすごいよ」などなど、私が鑑賞するということの意味を伝える前から、「仲間の作品の素晴らしいところを、次々と言葉にしてくれていたのは、彼らのもともと持っている感性だなと思いました。

仲間の作品は、みんな違っていて、それぞれがユニークで、唯一の大切にすべきものなのだ、ということが、作品制作を通しておのずと湧き上がってきていた感情なのだなとうれしくなりました。

 

最後の撮影会。みんなで大事に作品を持って…「できた〜!」

32人の子ども達と制作した作品は、11/9-11の3日間、100mのすべり台をイルミネーションする作品の一部となります。
2日間お世話になった斗賀野小学校の先生方、発明ラボの鶴見さん、佐川町役場の田村さん、そして正道さん、ありがとうございました(*´ -`)(´- `*)

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▶11月は、高知県いの町「紙の博物館」にて「夜の紙博」のインスタレーション展示(11/23-25)とそれにまつわる創作ワークショップ(11/11)を開催します。

▶12月の東京でのAtelier for KIDsは12/23(日)クリスマススペシャルWS。申込日は12/18(火)12時半〜※先着順にてお席が埋まります。お早目のお申し込みをお勧めします。

ARTのとびら公式サイト ※申し込みはこちらから

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おまけ:留守番頑張ったご褒美に学校裏手で駆け回るルルさん

おまけ2:木曜日の出張授業は、こんな夫婦漫才風でした笑。

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▶Atelier for KIDsの内容が、一冊の本になりました!子どもと関わるすべての大人に読んでもらいたい一冊です。

こころと頭を同時に伸ばすAI時代の子育て」井岡由実(Rin)著・実務教育出版

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Hikari Africa Project:無事にウガンダより帰国しました!WSのキロク

▶web shop: Life with Letter ・ minne ・creema 

10/14 Atelier for KIDs ×音の森×Rin-Bunスペシャル演奏会ワークショップ「物語の世界を表現」

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2018年10/14(日)Atelier for KIDs@Hanamaru Loungeのキロクです。

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10月のAtelier for KIDs!は、 Atelier for KIDs ×音の森×Rin-Bunスペシャル演奏会つきのワークショップ「物語の世界を表現」。

Rin-Bunでのウェルカムライブ。子どもたちは音楽を感じながら、「名前を彩るタイム」です。

保護者の方も集まってきました。

音の森による名曲「アパラチアワルツ」に続き、

Rin-Bunオリジナル曲「君の道」「夕立のうた」「マルシェ」をお届けしました。

続いて、「ラヂオドラマ・おはなしのとびら」へ。

歌が心地よくて、うっとりとしていた子どもたちも、お話しが始まると、キリっと聴いています。今回披露するのは「メリーゴーランドと競走馬」。お話は、花まる年長コースのテキストにも、読み聞かせ課題として収録しています。立場が違うものから見た風景と価値観。そして幸せとはいったい何だろうか、という命題を投げかけるこのお話は、大人も子どもも感情移入しながら聴いてしまいます。

物語を作り、音楽をのせ、主題歌を作り、歌い、読み聞かせをする。一連のラヂオドラマの制作は、私の創作活動のひとつです。幼少期大好きだった、ラヂオドラマ。音楽と語りを聴くだけで、創造力をふくらましワクワクして聴き入ったあの頃の時間が忘れられずに作ってしまいました。生演奏ならではの本物の音と声を楽しんでいただけたら幸いです。

さあ、そしてライブ演奏のあとは、物語の中に入り込んで旅した後のような気持ちで、子どもたちとともに創作をします。

いつものように、子どもたちと対話をしながら、

大事なグランドルール「ARTのとびら きはん」について確認しあいます。「じゆうとは」「なぜ真似をしてもいいのか」「有限な時間の中でベストを尽くすこととは」「失敗などないのだ」…について確認をしたら(詳しくは「こころと頭を同時に伸ばすAI時代の子育て」へ笑)

「ラヂオドラマ:メリーゴーランドと競走馬」から受け取ったインスピレーションを、どんな色や形で表現できるのかというテーマを、子どもたちに投げかけます。いくつかの技術的なことを「提案」したのち(提案を受け入れるかどうかを決めるのはあくまで子どもたちです)

いよいよ、制作のスタートです!

使う素材は同じなのに、表現の仕方は様々。

それぞれが、それぞれの「メリーゴーランドと競走馬」のお話しの気になったシーンを思い浮かべているのです。

発見があれば、見せてくれます。

我々オトナは、彼らの「どうしたいのか」を共に追求する一表現者として、

対等にあり続けます。

仲間の発見や新しいアイディアは、みんなで感じあい、尊重しあう気持ちで受け止めあいます。

子どもたちは「完成だ」と自分で感じたら、作品を撮影してもらいに来ます。それは一対一での私との鑑賞会になります。

そして最後は自分の分身でもある作品を持ち、ギャラリートークです。

仲間の作品を鑑賞しあい、

自分の作品を認めてもらう。

ひとりひとりの作品にフォーカスするこの時間は、

どの子も真剣でうれしいのです。

最後に全員でのギャラリートーク。「仲間の作品で好きだと思うものはありますか?」という問いに、

伝えたい子どもたちが手を挙げます。

発表する方も、好きだと言ってもらえた方も、誇らしげな瞬間です。

最後はお家の方との「コミュニケーションタイム」。

誰よりも伝えたい、見てもらいたい相手はいつも、家族なのです。

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▽▼作品ギャラリー▽▼

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◎スペシャルゲスト◎(順不同)

バイオリン:丸澤慧

ピアノ:阿部明日見

チェロ:笹森壮太(以上、音の森)

ギター・うた:田中文久(作曲家)

かたり・うた:Rin

◎Rin-Bun◎

アコースティックバンドKARINBAからスピンオフする形で2010年から活動開始。2011年ロンドン「OUTPUT from Japan」にてインスタレーション「Sunday Garden in the WOODs」と音楽パフォーマンスを披露。2015年以降、ラヂオドラマと創作WSの企画を開催。物語と語りをRinが、音楽をBun(田中文久)が手掛ける。Karinba.com

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▽▼保護者の方より▽▼

Q. これまでのAtelier for KIDsを通して感じられたこと/エピソードはありますか?

A.「ありのままを受け入れることの大切さを学ばせていただいています。わかっていても日々の生活ではどうしても染みついた評価脳になってしまうので!」

A.「物を作ることを怖がらなくなりました。小6になると「他の目」がよく分かるようになるのでどうなっていくかな?と思ってましたが「創作」に恐れを抱かず成長してくれてうれしいです。」

A.「とにかく自由に作り続けることができています。」

Q.本日の演奏会の感想を自由にお書きください。

A.「とても心地よく目を閉じると情景が浮かび、気持ちが幸せになりました。弦楽器の音色が新鮮で美しかったです。」

A.「心があらわれる音色、空間。贅沢なひと時をありがとうございました。心が震えました。ラヂオドラマのあとのワークショップでどんな作品が生まれるのかとても楽しみです。」

A.「とても楽しみにしていました!Rin先生、お話しする声も素敵だと思っていましたが、歌う声もやっぱり素敵!小鳥のさえずりみたいでした。どこか異国へ旅したような気分になれました。」

A.「「音とものがたり」私も大事にしているライフワークでとてもうきうきと聞かせてもらいました、物語を想像してとてもいい風を感じました。あの馬たちはその後どう思いながら日を過ごしたんだろう、そんな気持ちになりながら、今日一日大事にしたいなーと思っていました。」

A.「素晴らしかったです。親にとっても癒しの時間になりました。音楽、良いですね。ありがとうございました。」

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次回12月のAtelier for KIDsは12/23(日)クリスマススペシャル。申込日は12/18(火)12時半〜 ※先着順にてお席が埋まります。お早目のお申し込みをお勧めします。

ARTのとびら公式サイト ※申し込みはこちらから

(11月は、高知県「紙の博物館」にて夜の紙博のインスタレーション展示とWSを開催します。その様子はまたこちらで報告しますね。子どもたち、Shining Hearts' Partyの歌の練習でお会いしましょう!)

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▶ARTのとびらの活動が、本になりました!

こころと頭を同時に伸ばすAI時代の子育て」実務教育出版より9/25刊行!

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おまけ:「お母さんにあげるんだ。いつも頑張っているから」(号泣)

「成長する絵画」展2018

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2018年10/6-8,12-14 @Gallery OkarinaBにて「成長する絵画」展2018を開催しています。

今年は50号の大きな作品が並び、壮観です。

奥では、今年6年目となる、「成長するキャンバス」も設置されています。来場者が自由に筆を入れ続けて、どんどん厚みを増しています。

作者たちの写真群、

制作の様子も動画で見ることができます。

初日には作者のひとり、こうきさんが来場しました。

明日の祝日には、じょうたろうさん、わかなさんも在廊予定です。

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「成長する絵画」展2018

2018年10/6-8,12-14

@根津Gallery OkarinaB

(文京区根津2−16−10 地下鉄千代田線1番出口1分)

12:00-19:00

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Facebookページ:

https://www.facebook.com/seichousurukaiga/

Hikari Africa Projectウガンダ報告会&親子で創作ワークショップ!

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2018年9/30(日)Atelier for KIDs×Hikari Africa Project @Hanamaru Loungeのキロクです。

3月から半年間にわたったアフリカウガンダに光のアートを届けるプロジェクトHikari Africa Project。多くの方のご支援を頂き、無事帰還。6月から日本の子どもたちと作品制作をし、8月には現地の子どもたちとアート作品を制作し、展示会、映画を届けることができました。▶これまでのHikari Africa Projectのキロクはこちら

帰国後、活動のキロクをまとめた写真集も出来上がりました↑(リターンでのお届け、今しばらくお待ちくださいね)

この日は、9/16-19に東京新聞で、ウガンダの子ども兵の現実について取材した沢田千秋さんの連載記事も資料としてお渡ししました。彼女によるHikari Africa Projectの記事も、近々アップされることと思います。

動画と写真を使いながら、

ウガンダでの活動の様子を、桜木奈央子・島田正道・Rinからお話ししました。

写真集では伝えきれない、私たちが現地に行って感じたこと。ウガンダの子どもたちの様子。

そして第二部は、ウガンダのマーケットで見つけてきた、アフリカの布のハギレを使って、創作ワークショップです。

布を入れる籠も、ウガンダ人が制作した作品を、現地で仕入れてきたものです。

本当にたくさんの布の数々。

「じゆうにやりたいように」「失敗はない」「有限な時間を自分で決めて使う」子どもたちにいつも伝えている「ARTのとびらきはん」について、大人の皆さんにも共有してから、創作スタート!

親子のWSは、子どもたちにとっても新鮮です。

もちろん、大人にとっても。

しかし、アフリカのカラフルな布に魅了されてか、

大人たちの方が子どもそっちのけで制作にハマっていきます。

制作しながらSちゃんから、「この布は、日本で売ったらきっと売れると思うよ」話に花が咲きました。

だんだんと作品が仕上がってきました。

小さな魚が浮かんだり、

緑と黄いろをテーマにしたり、

葉っぱのデザインを使って、その葉脈から光がこぼれるように工夫したり…。

他にも、立体的な布の作品を取り付けたり…と、この日の全員が、キャンドルホルダーアーティストでした。

さいごにみんなで集合写真!…と思ったら、正道さんが「いいことを思いついた!」と…

スライド写真と一緒に改めて別の写真を撮ったのでした!笑(冒頭の写真はそのまた別バージョン)こだわりにお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!

実はこの日は台風接近のため、半数以上の方が参加できませんでした。残念ながら欠席だった方にも、アフリカのハギレと資料をお渡しできるようにしますね。

クラウドファンディングにご支援いただいた皆様、リターンのお届け、楽しみにお待ちくださいね。

大きくなった日本とウガンダの子どもたちが、いつか時がたって出会えたなら…そんな話を、実はウガンダで正道さんと話していました。

どちらの国の子どもたちにとっても、これらの体験が、将来の何かにつながりますように。世界を知りたいと思うきっかけになりますように。

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Hikari Africa Projectクラウドファンディングページはこちら

これまでのHikari Africa Projectのキロクはこちら

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*おたより頂きました*

「頂いた内戦の参考資料をみると胸が痛みますが、りん先生のSNSをみると、子供たちの明るい笑顔に救われます。素敵なキャンドルフォルダーもみました。明るい生地の柄が、特徴的ですね。帰宅した二人は、とても良い顔をしておりますが、特に普段はあまり感情を出さない主人が、笑顔で制作していた姿が、さくらには衝撃だったようで、「パパ、ニコニコしながら作ってたよ!」と、嬉しそうに報告してくれました。ぜひ、Atelier for DADも、よろしくお願いします。」

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「今日は報告会とWSありがとうございました。私が一番没頭してしまいました。楽しかったです。直接ではないけどウガンダの方達と交流できた事、早野家にとってとても素敵な経験になりました。ありがとうございました。さっそくキャンドルホルダーにキャンドルを入れてみました。とてもきれいでほっこりした気分になりました。」

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